KANSAI 空港レビュー

2020年7月号 No.500

「アントノフ An−225 ムーリア」
世界最大の輸送機アントノフ An−225ムーリアです。
宇宙往復機ブラン(ソ連版のスペースシャトル)を運ぶために開発された航空機です。
An−225は、大型輸送機アントノフAn−124をベースに胴体の延長、エンジンを4発から6発、後部ランディングギアを10脚(20輪)から14脚(28輪)の増強など、またH字尾翼が特徴です。
最大積載量は250トン、B747−8Fが140トンであることからはるかに大きく、また、最大離陸重量は640トン、これも総2階建てA380の560トンを上回っています。
この写真は新型コロナウイルス関連の物資輸送が中国・天津からセントレア、アンカレッジを経由しカナダのトロントやモントリオールに3便が運航された時のものです。
撮影:柴﨑 庄司

CONTENTS

○巻頭言
 COVID-19のトリレンマと未来
 黒田 勝彦
○各界の動き
○2019年度調査研究助成事業 調査研究成果発表会(誌面発表)
 Ⅰ.空港アクセスと一体的な二次交通サービス改善が訪日・再訪意向へ及ぼす
   影響の因果構造分析:関空への中国人観光客を対象として
   西井 和夫
 Ⅱ.空港官民連携事業におけるテールリスク対応の比較分析調査
   藤木 修
 Ⅲ.3大都市圏における国際空港の有効活用について
    〜リニア中央新幹線の開業を見据えて〜
   奥田 隆明
○プレスの目
 明るい未来へ、今できる最善策を
 大西 秀明
○航空空港研究レポート
 FSC ・ LCC提携と戦略変化の影響に関する考察
  〜近年の米国データからの予備的分析〜
 朝日 亮太
○データファイル
 ・関西国際空港2020年5月運営概況(速報値)
 ・大阪税関貿易速報[関西空港]2020年5月分
 ・関西国際空港の出入(帰)国者数
 ・関西3空港と国内主要空港の利用状況 2020年5月(速報値)

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